ナイチンゲール様のお言葉
人というのは本当に
素晴らしい存在であるということを
申し上げたいと思います
いかなる人たちであろうと
皆等しくこの地上に
生まれ落ちたる者たちは
天上界の美しい世界を通って
地上に降りてきています
この世に生命をいただいたということは
その魂の内に素晴らしき輝きを
宿しているということの
証明なのでございます
ところが人というのは
この世に生まれ落ちてからのちに
自分が持っている
素晴らしさというものを
忘れてしまい
本来の姿でない姿となって
生きている人々が
大変多くいらっしゃいます
これは人生を生きる中において
自分以外の他の人との
関わりの中において
さまざまな思いを出し
さまざまな経験を経て
美しい魂の外側に
幾重にも幾重にも
絹をまとうようにその皮を重ね
堅い殻をかぶったように
なってしまうのでございます
このように幾重にも
殻を被った心で
生きているうちに本来の
大切なことを忘れてしまい
自分の素晴らしさを見失い
同時に他の人々の素晴らしさをも
発見することができず
人びとは目の前の出来事に
翻弄されて徐々に徐々に
考え方を曲げていくのでございます
それによって人間全体の
想念が非常に暗く
間違った方向性へと
向いて行ってしまうということが
起きるのでございます
このことにいち早く気がついた者は
それを声高に語りますが
気がつかぬ人々はその声に
耳を傾けようとはいたしません
それによって地球全体の
未来が少しずつ
変わり始めていくのです
これは
どのように手をつければよいのか
わからないほどの大きな変化を
もたらすことになるでしょう
しかしその元は私たち人間の
一人ひとりの思いが
いかようであるかという
ことから始まっているのです
本当に大切なことを
見落として忘れ去ってしまっている
私たちのこれからの
歩んでいかねばならない
方向性というものをしっかりと
見定めていかなくてはなりません
本来は素晴らしい
存在なのであります
その本来の姿を
発見するということは
お互いに知恵を出し合い
励まし合いながら
精進していきたいものだと
思います
神の御心のままに
わたくしたちが
生きていきますことを
祈ります
(初出:2012年12月14日)

