「康平寺」(こうへいじ)について、5回目になります。日本にある神社仏閣に鎮座する神々のお言葉を聞こうと始めましたが、大変なことになった感があります。
ここは悠久の昔、阿弥陀如来様が天上界より杖を振るわれた場所で、非常に磁場が強い所であり、今から約5千年位前に祠が作られ、その後「神善神社かみよしじんじゃ」となり興隆し、そのさらに後、廃れていったが今から約二千年位前には「一康寺いっこうじ」というお寺となった。その寺を立派につくりかえられたのが空海様ということのようです。
それでは、もう一度空海様にお出でいただき、もう少しくわしくお話しをお聞きしてみようと思います。
空海様との対話

空海様が康平寺(一康寺)で修業された時は、だいたい何歳位の時でしょうか。

まだ私が若い頃であります。しかし、二十歳になっていたかどうかの頃ではないかと思います。

そこで何年位おられたのでしょうか。

ここにいた期間はさほど長くはありません。
まあ、6〜7年であったと思います。

というと、26〜7歳位までおられたということでしょうか。

はい。

空海様の三十一歳までの足取りはあまり残っていませんが、各地で結界を張っておられたのでしょうか。

私は、その前後に各地を回っていませんでした。
結界を張るのは、その当時は、早くのうちからやっておりました。

大宇宙の根本神が下生されるのをご存知になったのは、どのような時でしょうか。

この世に生きていた時は、そのようなことなど私にはわかりませんでした。
ただ、いずれ何か偉大なる御存在が現れる時が、未来においてやってくるのであろうという漠然とした思いがありました。
そこに向かって、私達は突き進んでいるのだとそう信じておりました。
実際に、主のご降臨を自覚したのは、あの世に戻ってからでございます。

ピラミッドでいうゼロポイントの作り方は、どのようにしてわかられたのでしょうか。

これも、私の長年の経験からでありました。
私には、その位置が非常に大きな力を生み出すということがわかっていたのです。
それは瞑想をした折に、さまざまな形でどの場所にどのような状態の時が一番良い瞑想ができるかということを、自分なりに研究をしていたことにより、掴んでいた感覚であります。
いつも同じ所で、その瞑想の力が、深さを増し、必ず大きな力を生んでいるということを私は感じ取っていたのであります。
それによって知りえた答えであります。

以前にも、そういった神社があったということでしょうか。

神社ということではなく、神社に限らずその位置が重要であるということをただ掴んでいたのです。

場所、位置ですね。

そうです。

四隅に寺を建てて、四角い底辺をつくっておられますね。
そして中心より少しずれたゼロポイントにお寺を建てておられますが、その場所はどのようにして判断されたのでしょうか。

先にあらかじめの場所を瞑想で掴んでおり、その近くまで行って、探しました。

一番最初の、ゼロポイントありきで、四点の場所を探すのでしょうか。
しかし、よくぞそのようなことをご存知でしたね。
これをやられたのは空海様がはじめてなのでしょうか。

すべてはわかりませんが私の知る限りでは、それを採用している所は他にはありませんでした。
私がそれを教えて回ったという位のことであります。

最先端の技術でありますね。

はい。

これで康平寺のことがだいたいわかりました。誠にありがとうございました。
(初出:2013年7月26日)
