春日大社
大雨洪水警報の中、春日大社に着いた。
鹿が出迎えてくれたので、心の耳で聞いてみた。「神の使いですか?」と、鹿は応えた「お腹が空いた、食べ物を!」って(^_^;)

そうでしょう、そうでしょう、と思いながら、本殿に参拝をした。
しかし、何も感じない。
???
……、何も感じないのだ。

仕方がないので、順路に従って歩いていくと、「御蓋山浮雲峰遥拝所」(みかさやまうきぐものみねようはいしょ)なる所で、異常に強い霊気を感じた。
心を澄まし、その霊気を心に受け入れてみると、須佐之男尊が言葉をくれた。
「出雲の国より、長い道のりをやってきた。その時に、ここはまだ誰も踏み入れず、素なる気が垂れ込めていたので、ここを天上界の光が降りる場所と定めた。白い鹿に乗って、天上界より降りてくる場所と定めたのである。そして、この場所から下界を眺め、ここに都をつくろうぞと思いを起こした場所である」と。
さらにその霊気から、次なるものが伝わってきた。
時間が流れ、歴史が動き、ある時この場所に、瓊瓊杵尊がしばらくの間、居を構えていたことを映像で見せてくれた。
しかし、さらに時間が流れた時、ここに春日大社なるものが建造されるのを機に、天上界はここに雷(いかずち)を落とすことと定めた。それは現在までも、続いていることであると。
「なぜ雷なのか?」と思ったが、返事はなかった。
私なりにさまざまに考えてみたが、理解できようもない。
春日大社に行ってみて、本当の本殿は「紀伊神社」であろうと感じた。
そして、私はこの時点で「私を呼んでいるのは、須佐之男尊でも瓊瓊杵尊でもない」と何となく感じ始めていることを知った。
誰だろう? 誰だろうか? と思いながら、春日大社を後にすることにした。
(初出:2020年7月18日)

