突然の、過去世との出会い③

法隆寺

春日大社から、ここ法隆寺へと来たわけだが、この順路も無言のうちに導かれているように感じている。
どういった意味合いがあるのかわからないが、とにかく素直に従うこととした。

法隆寺に着くと、心から信仰の大切さが伝わってきた。
仏への信仰心をもって、この国の国民(くにたみ)たちの心をよきものへと導きながら、よりよき国をつくっていきたいという願いが込められているように感じた。

昔の、いにしえの映像が見えてきた。
本殿から見て、右側回廊を神官たちが列をなして歩いている。
左側回廊には、お坊さんたちが同じく列をなしている。

何かの儀式があるのだろうか?
それ以上のことは、わからない。

心を澄ましていると、
「今も、昔も、変わらない、優しい風を感じていきなさい」
と伝わってきたと同時に、優しい風が吹き渡ってきた。
私は、大きく深呼吸をして、なぜか過去を思い起こしていた。
とても心地のよい風を感じながら、法隆寺の境内を歩いた。

そういえば、大雨洪水警報が発令されているにもかかわらず、傘を差すことはなかった。
車から降りる時は、いつも雨はやんでいるのだった。

不思議な導きを受けていることを感じながら、しかし、先ほどの国民(くにたみ)たちを思う思いや言葉は、どなた様からのものだろうか?
ひょっとして、私を呼んでくださった方かもしれないと、きっとそうだと、思い至った。

(初出:2020年7月18日)

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