一休和尚様のお言葉
夫婦なり、兄弟なり何であろうと
人間関係ということについて考えてみれば
やはり多くの者は
自分を中心に相手のことを
見たり考えたりする傾向がある
そうした時に相手のことがよく理解ができない
それによってトラブルが起きる
だが考えてみれば実に簡単なことで
本当に相手の身になって
考えるということを習慣としていれば
お互いに気持ちがすれ違ったり
意見がぶつかり合ったり
し過ぎることはないだろうと思います
ま、そうはいっても
「言うは易し、成すは難し」
といって実際に実行するのは
やはりなかなか難しいものがあろうかとは思う
しかしこのところを学ぶために
お互い夫婦になったり親子になったり
兄弟になったりして
生まれ変わってきているのだということを
忘れないでいただきたい
人間は一人で生きていけるものではない
このことは誰もがよくわかっておりましょう
お互いに支え合って生きていくのが人間であり
またそうすることが喜びでもあるのです
ところがいざ舞台に上がって
役を演じようとした時には
もう自分中心に
その舞台が動いているぐらいに思って
相手のことをコロッと忘れてしまう
えてして人間とは
そういったことを
してしまうものなんだと思います
しかしその中にも「いや違う」と
「相手のことをその身になって
やってみたらどうだろうか」
という風に考え方を切り替えて
やっていく努力をする
そうした中に少しずつ
この人間関係がうまくいきはじめる
きっかけをつかむことができると思います
ま、そんなことで世の中に
たくさんある人間関係の問題については
こういう取り組をすることによって
解決がついていくこともあるんだという
ことをお伝えしておきたいのです
多くの人たちがさまざまな形での
人間関係をつくり
ネットワークのようにそれが広がっていくでしょう
その中にやはり相手を理解するということを
一つ入れただけでもこのネットワークが
いかに素晴らしいものになるかということを
考えたならば
相手のことを思いやるということが
いかに素晴らしいことかそして
いかにワクワクすることか
それを感じてもらいたい
そう思います
実に簡単な一言ではあるが
非常に深く
また広くもあることなので
是非これを習得してみていただきたいと思います
(初出:2012年11月25日)

