神格を持った、姫の世界

琴姫様のお言葉

およそ世界の中に、姫と呼ばれる方は、随分たくさんおられると思いますが、その中でも、この神格を持った姫というのは、非常に少ないと思います。

お姫様というのは、それだけで気高く美しい世界であるということを、人々に伝える力があるものでございます。
そして、そうであればある程、自分がそのような存在であり続けなければならないという、ある種の厳しさの中に生きていることになります。

人々が思い描くイメージというのは、それだけで一人歩きをする程、次から次へと世の人々は、姫様という言葉を聞くだけで、それぞれの思い思いの姫の姿を思い浮かべるのでございます。

いずれにせよ、気高く美しい世界であるということに違いはないと思います。
そこには、すべて思いのままに言葉を出すこともできず、やはり、自分を制するものが非常に強くあるということを申し上げたいと思います。

その姫によっては、さまざまな性格であったり、境遇であったりいたしますけども、いずれにしても一般庶民の方よりは、多少厳しさの中にあるということでございます。

甘く優しいばかりの世界だけではない、ということを申し上げておきたいと思います。
わがままもございますが、それ程の強い意志さえ持てなければ、姫であり続けることはできません。
勝手気ままに、やりたい放題をしているように見えるかもわかりませんが、これでも、本当にいろいろなことへの心配りということは、それなりにしているものでございます。

普段は、滅多にこのようなことを言葉に出すことはいたしませんが、本日は珍しく、私が語らせていただきました。

ありがとうございます。

(初出:2013年5月27日/収録:2013年4月10日)

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