時代をリードする先駆者

発明家・フランツ様のお言葉

私は、いろいろな物を発明するのが大好きな、発明王であります。

子どものおもちゃであったり、何かの道具であったり、科学実験によって発明をしたものであったり、実にさまざまなものを発明してきました。

その時の発想というのは、突拍子もないことから始まります。
およそ常識では思いつかないようなことを、日頃考えておりますと、それが新たなる発見発明の元になるのであります。

そこには常識的な考えというのは入っておりません。
常識というのが一番、我々の仕事にとっては敵になると言いましょうか、不要なものであります。

常識を超えた世界に誰もが思いつかない、いや思いつきすぎて気がついていないようなことを、改めてそこに目を向けていくことによって、目からウロコが落ちるように、そのような視点があったのかということに、驚かされることがよくあります。

それはまるで、子どもの視点のように感じる時もあります。
子どもというのは、非常に自由に発想を巡らします。
大人がそれを聞けばありえないようなことを、子どもは自由に発想致します。
実はそれこそが新たなものを発明し、進化発展を遂げるための一つの秘密であります。

これは秘密の宝箱をひっくり返したような、そういう状態であるわけです。
それが正に、子どもであったり、あるいはまた大人であっても、そういった発想をする人がおります。
そういう世界であると思います。
一種、奇人変人のようにも見えます。
またあるいは、精神異常者のようにさえ見える時もあります。
これは極端な例でありますが、そういった人の中に、ずば抜けた素晴らしい才能を持っている場合があります。

これがうまく発見されずに、埋もれてしまうわけです。
しかし、ひとたびこれを発見いたしますと、超人的な素晴らしさを発揮するのであります。

このように人間の持っている能力というのは、限りがないのであります。
これらのことを受け入れる心を持った時に初めて、自分にも奇想天外な発想というものがもたらされるということになります。

私はその意味において、ある一つのことにこだわり続けるということはありません。
まったく自由に、昨日も今日も、明日もまったく違うことに思考を巡らすということは、しょっちゅうあることです。
そうした一見バラバラに思える思考は、あれこれやっているうちに、段々とまとまりを見せ、ある一つの素晴らしいものを形成するということもあるのです。

このようにして、我ら発明家というのは世間の異端児のように扱われながら、その時代をリードしていく先駆者になるという役割を担っております。
この大胆な発想の転換ということを是非ともやってみていただければと思います。

(初出:2013年6月4日)

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