紫の神なるの娘からのお言葉
名も知らぬ者ゆえ、語ることも難し。
古の日本古来の良き姿を
今、一度と思いきや
あにはからんや
途方もなく
姿の落ちぶれたること
まこと、女々しきものと見ゆ。
されど、ここに
素(主)なる神の
あらせられまつる事ゆえ
このままにて済むこと、あたわず。
やがては、その審判の下りたる時の
やってきますること、推して知るべし。
世の中の人々の怒号の中に
叫び声あり。
渦巻きて、沈みゆくその姿、
両手、もろとも上げて
藁をもつかまんとする姿
この世に、命ある者に
その姿を見せたき思いのありまする。
それを見れば、いかに今のありさまに
あやまつこと、知るものなりと
おぼしきゆえ
何とぞ、お助けくださりませと
申す者の声に変わり
平に頭垂れ、
地に伏す姿へと変わりゆく。
その時まで、わからぬかと
素なる神の怒りもって、
あらしめらるること、ここに案ずる。
心ある者、智慧のある者、
皆の力を合わせて
この事態を回避すべきこと、
申しつくる。
(初出:2015年8月18日/収録:2015年8月16日)

