地蔵菩薩様からのお言葉
私達の願いは、人々の心の安寧でありますが、これすなわち、仏の心、御仏の心をわが心とすることであります。
常日頃そのことに心を致し、精進をするものでございますが、人々の思いというものは、まさに千差万別、悲しみや怒り、豊かな思いや狭小な思い、さまざまなものが入り乱れている世界でございます。
この世界を、錦の機織りのごとくに、一本の糸に織り込んで、御仏の袈裟衣を編み込んでいくがごとくに、人々の思いというものを、癒やし、懐に深く抱きしめながら、どのような思いが幸せをつくり出すのか、それを相見せながら昇華していくのでございます。
その時の道連れに、私どもは、どのような状況であろうとも、どのような人々であろうとも、必ずや、必ずや、その御心を昇天させるために、すぐ側に伴っているのでございます。
私の姿はその時によっていかような姿にも相変わります。
それは、見る人、受ける人によって、さまざまな姿に入れ変わるようであります。
それもそのはず、私の心は、御仏の御心に伴い、相入れるのでございますから、どのようにでも人々にお見せすることができるのでございます。
痛む人、苦しむ人、喜ぶ人、嘆く人、さまざまな人々の思いを、それでも愛し、慈しみ、守り続け、導き続け、相伴っていくのでございます。
それが私の、そして我らの幸福でありましょう。
そのために、たとえどのような状況があろうとも、必ずや、必ずや、相伴っておりますことを忘らるるな。
そのように申し上げているのでございます。
ありがとうございます。
(初出:2016年5月9日)

