西郷隆盛様の命日に集われる方々へ

西郷隆盛様からのお言葉

皆の者がいつまでも、私のことを忘れずそのように思っていてくれることは、誠にありがたいことだと思っております。
それもすべてこの鹿児島の人々の熱い思いが、そのようにさせているのだと思います。
国を思う気持ち、故郷を思う気持ち、それがどれほど熱いものか私はよくわかっている。

そのような熱い思いを持っている人たちに一言申し上げるならば、私はすでに私心を離れており、あなた方の気持ちは熱く受け止め、感謝をしている。

だがそのことだけに終始するのではなく、外の世界に広く目を向けて、この鹿児島が日本に対して、世界に対して何ができるか、それを考えてもらいたい。

おそらく、西郷ということで、多くの人々が時を経て今もなお思いを募らせてくれていることは、私にとっても誠にありがたいことであり、感謝するべきことでありますが、であればこそ、わが思いを受け継いでくれるつもりがあるならば、広く多くの人々のこと、国のこと、世界のことへ思いを馳せてもらいたい。

この鹿児島の人々の熱い思いは、必ずやよき仕事をなしていくことができると堅く信じております。

その日が来ることを、私は楽しみにしている。
これまでも多くの活躍を見てきた。
これからはさらに、その勢いを増して、大きな仕事ができるよう、我らはこの日本にとっていかなる存在であるか、我らは世界にとっていかなる存在であるのか、その価値やいかに。これを問うてみていただきたい。

今日のこの日にあたって、皆が心を一つに向けてくれるとするならば、私はこの思いを皆に伝えたいと思います。

(初出:2014年9月23日)

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